メモ#18私は院長に頼んだ。患者たちに、医者である私のことを忘れさせて欲しいって。 院長ならできるはずだ、ただなんとなく。 例えそれはどう見ても不可能なことだとしても、きっと。 「今回は例外だぞ。」 院長は気分良さそうに口元の角度を上げ、首を傾けた。...